転職してタクシー運転手になりました

タクシー運転手のタクオニです。隔日勤務。「大手4社」以外の弱小行灯で日々奮闘中。大田、品川、目黒、港区中心。午前中はホテル。午後は羽田空港国際線。青タン以降はその日のノリで。基本的に「流し」はせずに回送メイン。ヌキ7万(1出番)が目標。日々の売上予測と結果、毎月の営業成績をブログとツイッターで公開中。無事故無違反の徹底。オフィスビル攻略が目下の課題。

転職後の給料について

一番気になるところですね。

今回はタクシー会社の給料システムについて、解説いたします。

タクシー業界の賃金体系で多い順に並べます。

1.歩合給

2.歩合給+ボーナス

3.歩合給+固定給

これからタクシー業界に入ってくる人達が混乱するポイントですね。

細かい話をすれば切りがないので、「シンプルに大枠を捉える」ことに重点を置いて説明していきます。

結論から言うと、タクシードライバーは歩合の仕事です。

2のボーナスというのは、歩合給の中で一定割合をプールしておいて、年2回なり3回、プールしたお金をボーナスとして運転手に戻しているだけのことです。

一般的な会社員のボーナスは、会社全体の業績、働いている部門の業績があって、そこに個人の成績を加えて評価されることが一般的だと思います。

個人の努力が積み重なって会社の業績に反映されるという考え方ですね。

基本的に全従業員が会社の業績向上に全力を尽くしているはず、、という大前提のうえに成り立っている制度です。

しかしながらタクシー運転手の場合、毎日ヌキでコンスタントに8万円くらい稼ぐ人もいれば、3万円ちょっとで帰ってくる運転手もいます。

会社員のように全員が一丸となって利益を追求するような雰囲気はありません。

年金をもらいながらタクシー運転手をする例が分かりやすいと思いますので、紹介します。

年金生活者は一定の金額以上稼いでしまうと年金受給額が減らされてしまいます。

人によって金額は違いますが、例えば28万円以上働くと年金が減額される人の場合、

毎日ヌキで5万円くらいを目標にして営業しています。

年金生活者の多くは8勤(毎月8出番)であり、

5万円(1出番の営収)×8勤(8出番)=40万円×50%(歩率)=20万円(総支給額)

彼らにとってはこれくらいの金額がベストなのです。

タクオニのような女房子供を養っている働き盛りにとっては、少なくとも50万円(総支給額)はキープしたい金額です。

独身者も多い業界ですので、自分ひとり食べて行ければ良いという運転手もたくさんいます。

家が資産家でぷらぷらしてるのも何となく落ち着かないからやっている、、

株とかFXで生計を立てている個人投資家の副業として、、

とにかく働きたくない人、、笑

タクオニのイメージだと、

知力・体力・引きの強さを兼ね備えたトップ運転手    5%

ガツガツ血眼で働く稼ぎ追求運転手          10%

そこそこ生活できる程度でOKの安定重視運転手    40%

すでに欲もなく、ただ流れに身を任せる思考停止運転手 20%

あくせく働く気のない無気力運転手          20%

やる気もないし能力も低い運転手                 5%

ボーナスの話に戻ります。。

私も転職活動中、大手四社のうち、N社、K社に応募し、面談を受けました。

その内容の中で一番わかりにくかったのがボーナスの部分です。

あまりにも複雑に説明するので、途中で理解することを諦めました。

おそらく完全歩合というとリスキーな印象で人が集められないと考えているのでしょうか、とにかく完全歩合と言いたくないのでしょう。

ひねくれた見方をすれば、全額払わずに積み立て金として留保したほうが会社の運転資金としては有利に働くでしょう。

会社にメリットはあってもドライバー自身には一切メリットはありません。

へんてこりんな賃金制度の説明などで悩まず、「完全歩合」と腹をくくって考えた方がシンプルだと思います。

ちなみに3の固定給+歩合給は、東京には無いと考えて構わないと思います。